2009/04/24


日本の森について、少しずつ書いていこうと思います。
日本は国土の約7割を森林が占める世界有数の森林大国です。
一方、日本国内で一年間に利用される木材を100本の丸太に例えると日本の森から20本残りの80本は外国から輸入されています。戦後に植林された木が立派に育ってきていて、森林蓄積も人工林を中心に増えてきています。しかし、日本では国産の木材があまり使われていません。そして、この人工林のうち約4割が手入れをされていない状況にあります。
50年前、木材の輸入率は5%でしたが、高度成長期にたくさん伐採され足りない分を海外からの輸入に頼り、国産材の値段が下がり、手間をかけ育てても元は取れなくなってしまった為山を手放す人が増え、日本の山は荒れていきました。
一方で日本は海外の木材を買っており、世界中で森林面積が減り、砂漠化が進んでいます。

WRITER書いた人

鷹野材木店

鷹野材木店は創業昭和42年より、
福岡市南区にて材木店を展開しています。