2012/12/28

多久の雄、満を持して登場。
木材を自社の倉庫で1年以上天然乾燥させ、大工が手刻みで建てるビルダーさんです。
手刻みが主流だった頃棟梁達の墨付・加工をみていつも感心していました。
休憩の間に図板や仕口、どういう使い方をするのか等よく教えてもらいました
時は流れプレカットが主流となった今、そういう機会も失われつつあります。
プレカットと違い、手刻みの場合は棟梁が一つ一つ話しかけるように材料を吟味しその素性から家のどこに使うかを判断していきます。表情一つで使う場所は違ってきます。
適材適所に棟梁達が配した木はやっぱりこの場所だったんだと誇らしげな気がします。
手刻みの伝統がこれからも残っていくコトを願って。

木質空間大賞 笹川工建 田舎暮らしがで木る家

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鷹野材木店

鷹野材木店は創業昭和42年より、
福岡市南区にて材木店を展開しています。