2012/12/29

n+archistudio アケボノハウス
新築住宅は、2020年までの省エネ基準義務化が決定しました。
国はストック重視の方向で、新築は建築主やビルダーのセグメントがすすんでいきます。
性能スペックありきの建物は本当に住み手にとって良い方向に進んでいくのか。
そんな疑問を抱いている時に出会うコトができました。
桜の無垢床にデッキのサイプレス。外壁には惜しげもなく米杉上小無地の本実突付。
街ときちんと向いあった建物。軒深く太陽の光はもちろん雨の日だって楽しむ気マンマン。
エアコンがなくても、建具を解放すれば心地良い風が駆けぬける。
家の内外を問わず、暮らしを楽しめる場所がタクサン。
不必要にもたず、日々を丁寧に暮らしてくコトの豊かさを教えてくれます。
僕達が見たいのはスペックとは別の未来の可能性。そんな魅力的な未来を信じて。

木質空間大賞 #Essence

WRITER書いた人

鷹野材木店

鷹野材木店は創業昭和42年より、
福岡市南区にて材木店を展開しています。